ブラジル旅行 6/6 [旅行]
ついに最終回です。
結局一カ月かかってしまいました。
とりあえずは完走できたのでお許しください。
8/27
ついに日本へ帰ります。
行きと同様にダラス経由のアメリカン航空です。
今度は特に遅れも無く無事離陸。
ダラスまではファーストクラスだったんですが、
「リクライニングができない」
という事件発生。
日本だったら客室乗務員であーだこーだしてくれると思いますが、今はアメリカン航空。
「一緒に押してください。せーの、はい!」
みたいな感じで重労働を強いられました。
しかも結局直らず。(そりゃ押して直る方がおかしい)
んで、結局パイロット用の座席(1A)に座ることに。
座席以外は特に問題なく快適な空の旅。
↑アメリカ南部のセンターピボット群。
地理で習ったのは・・・中2の時かな。なつかしいです。
成田-ダラス便は和食も選択できるということで、帰りは和食を頼んでみました。
アメリカン航空の和食・・・というだけで地雷臭がするんですが・・・
↑湯葉巻きとかいろいろ。味は結構おいしい。
ご飯の盛り方とかはツッこまない方針で。
↑こちらは間食。稲荷寿司と・・・なぜかメロン、マンゴー、イチゴ。訳が分からない組み合わせ。
さすがに10日間洋食ばかり食べていると、普通においしく感じます。
内容もアメリカン航空にしては頑張っているかな、という印象。
帰りは2便で計3本の映画と、
持って行ったものの放置していた数学の宿題で時間つぶし。
ダラス-羽田便では「異臭事件」が起きました。
客室乗務員曰く、「人生で初めて嗅いだ臭い」が発生。
なんと犯人は母でした。
↓というかコイツ
納得。
トイレで飲んだ臭いが客室まで漂ってきたようです。
さ、さすが。
とかしているうちに・・・
~サンパウロ出発から26時間後~
感動の日本語との再会。
いやー、言葉が通じるっていいですね。
もし今度海外へ行く機会があれば、もうちょっと英語を話せるようにしたいです。
でもブラジルって英語も通じないんだよな・・・。
ま、ともかく日本に帰ってきました。
嵐とか、虫とか、いろいろあったものの、一応無事に帰ってこれました。
以下では、ブラジルでいろいろ学んだことを。
・ブラジルの自動車市場
ブラジルは日本と経済的な繋がりは大きいものの、自動車市場では日本メーカーが大きく出遅れているそうです。
街中の自動車をみても、日本車は結構少なかったです。
調べたところによると、
フィアット、フォルックスワーゲン、GMが三強で、
そこにトヨタ、日産、ヒュンダイあたりが続いていく構図のようです。
ブラジルではガソリンとエタノールの混合燃料が推奨されているんですが、日本車があまり対応していないのも原因の一つ。
日本車は全体的に高級車扱いだそうです。
・バイク市場
ホンダが最強でした。見かけるバイクの7割方がホンダ。
続いてヤマハと川崎重工業。
バイクでは日本メーカーが強いみたいです。
・テレビ市場
泊まったホテルでは
3箇所がサムスン、
1箇所がLG、
1箇所がフィリップス(オランダ)
でした。
空港のモニターは全てが韓国製でした。(たしか)
全体的にブラジル家電市場への日本企業の進出は遅れているようです。
そもそも液晶テレビは世界市場でもサムスンとLGが上位二企業なので、こんなもんかと。
もうちょっと頑張ってほしいですが・・・韓国製はなんせ安いので。(質もそこそこ)
個人的には値段<質 ですが、途上国だとそうも言えず。
シャープが厳しいのも少し納得。
ちなみにドライヤーがフィリップス製のホテルがあったんですが、
黒煙を上げてオダブツになりました。
まあいいや。
他にもいろいろとありますが、とりあえずこんなところで。
いよいよ文化祭まで一ヶ月ですね。
歴研は匠氏の分も頑張らねばと思います。
では。
ブラジル旅行 5/6 [旅行]
大変お待たせしました。5/6です。
8/25
まずはサンルイス空港で見つけたもの↓
「SHIATSU」が果たしてブラジルで通じるのかは謎ですが・・・ちょっと意外ですね。
ちなみに、料金は2分で2ヘアル≒80円、20分で約800円。
使う人いないだろ、これ。
さて、サンルイスからサンパウロへと戻ります。
↑またこれ。ブラジルの航空会社なのに、エンブラエル製が一機もない・・・。
~4時間経過~
無事にサンパウロへ到着。
もう時刻は夜の7時くらいなので、夕食へ。
さすがにブラジル料理に飽きてきたので、
日本料理『MITSUYOSHI』なる所(たしか)へ行ってみることに。
クオリティは・・・下の茶碗蒸しから推して知るべし・・・。
うん、まあこんなもんでしょう。
一応日本語(もどき)も聞くことが出来たし。
「いあっしゃいあせ!!!!!」
「サシーミテイショクイッチョ!!!」
みたいな。
ということで、この日は移動だけで終了。
8/26
初めてサンパウロで日中を過ごせる日です。
まずはサンパウロ市街の風景を。
どうもブラジルというと、リオデジャネイロとかブラジリアとかが浮かぶようで、元サンパウロ住民としてはちょっと悔しいですね。
まあいいや。
それはさておき、この日は交渉の結果・・・
鉄道に乗れることに。
さすがに飛行機は飽きますもんね。やっぱ列車ですよ。
てことで近郊列車の駅へ。
(妹の機嫌は…(ry )
↑車両は外国製で、なかなか綺麗。(たぶんこれが最新型)
ただ、よく見るとホームには警察官が5,6人常駐しています。
ブラジルらしい光景。
↑座席はプラスチック製。中国や香港でもこんな感じらしいので、外国では普通なのかも。
ただ・・・ノロいんだ、これが。
ある程度のノロさは想定していましたが、まさか隣駅まで10分かかるとは・・・。
しかも時刻表が存在しないので、遅れてるのかデフォルトなのかも分からないという・・・。
(時刻表は「○分間隔」と書いてあるだけ)
そして・・・2駅目でまさかの折り返し。
???
ダイヤ乱れか???
↑中心部から2駅でこんな感じ。この辺りだと、もう外国人は歩きづらいとのこと。
てことで、2駅行って3駅戻りましたw
↑駅舎は鉄道全盛期に建てられたということで、かなーり立派。
今でも多少は中長距離列車もある模様。
その後は美術館へ行って、
昼はブラジルの幼稚園時代の友達と昼食。
女子と一カ月ぶりに話しましたとさ。
うん・・・書いてて悲しくなってくる・・・。
とかしていると、もう飛行機の時間に。
いつもの旅行だと「まだ帰りたくない」とか
「やべーよ、宿題やべーよ。」とか思うんですが、
今回の旅行だと「日本帰って野球中継見たいわー。」って思いましたね。
やっぱり異国だと疲れるというか・・・虫さされが痒いというか・・・ 一週間くらいがちょうどいいですね。
飛行機の話は次回書くとして、最後に、今旅行最大の謎↓
・・・。続く。
で、ちょっと三連休の話を。
この三連休は、土曜日に塾の試験を受けた後、
日曜日に四谷の某女子高、月曜日に溝の口の某女子高の文化祭へ行ってきました。
管弦楽とか、妹のダンスとか、自分の高校の文化祭では見れないものを見れたので、満足です。
両校とも歴史の研究をしている団体があったので、ちょっと参考にさせてもらいました。
文化祭への意識を高めていきたいですね。
で、土曜は文化祭の後に、神宮球場で人生三回目の野球観戦。
ダブル片山とです。
ヤクルト 2-1 横浜Dena
だったんですが、
世紀の?大誤審とか、そこからの監督猛抗議退場とか、
牽制アウトとか、本塁タッチアウトとか、トリプルプレーかと思いきやファールだった、とか
とにかく盛り沢山のゲームでした。
前回観に行った時には、筒香の2打席連続ホームランがあったし、
自分が観に行くと何かが起こるのか・・・? なんてね。
ちなみに横浜は泥沼の6連敗です。しかも今シーズン3回目。
まあ弱いから応援したくなるんですけどw
また観に行きたいですね~。
でも自分の中での野球ブームがいつまで続くのやら・・・。
とりあえず、横浜が5位になるまでは応援したいと思います。
では。
ブラジル旅行 4/6 [旅行]
8/23
この日は、バヘリーニャス近くの「レンソイスマラニャンセス国立公園」という、なんとも長ったらしい名前の国立公園(といっても砂漠)へ行ってきました。
まず川の対岸まで車ごと船で渡ります。
↑こんな感じ。船自体に動力が無いので、小型のボートで押してますw
対岸からは、ひたすら未舗装の道を1時間半ほど進んでいきます。
~途中略~
そして砂漠へ到着。
この国立公園は、雨期が終わった頃に砂漠の中に湖ができる、というので有名なんだそうです。
が、何度も書いたとおり今年は雨が少ないので・・・
ただ、かろうじて水が溜まっている所があるということで、そこまで歩いて向かいます。
砂漠の中を裸足で歩いて20分・・・
おおおおおっっ!!!!!
・・・どうもブログだと感動を上手く伝えられません・・・・・・。
平年だと見渡す限りこんな景色なんだそうです。
ちなみにこの湖、なんと魚がいます。
湖が消える期間は、卵の状態で土の中にもぐっているのだとか。 湖の位置が変わったらどうするのだろうか。
さて、砂漠の中で湖を見つけたら、当然泳ぎたくなりますよね。
てことで家族そろって泳ぎました。
スーイ、ス~イ。
気持ちいいな~~
てな感じで。
うん・・・。
・・・・・・・。
ん?
※以下、不快な画像に注意。
んんん???
どーん!
泳ぐ前に見つけたかった、激しく。
まあガイドさん曰く、「牛のものだ」ということなので、たぶん汚くはないでしょう。(希望的観測)
それにしても、こんな砂漠の中に野生の牛がいるのか?(ガイドは野生だと言っていました)
もし飼ってるとしても、なんで砂漠の中に連れてきたんだ?
とまあ、いろいろ謎です。
気を取り直して車まで戻り、昼食場所まで移動。
で、↓が本日のレストラン。
ハエハエハエ蚊蚊蚊ハエハエハエ (ry
再び気を取り直して、今度はさらに遠くに大きな湖があるということで、足をのばしてみました。
さらに車で進むこと1時間・・・
どうやら今年は、この湖がこの周辺で一番大きいようです。
端から端まで200m程度ありました。
ここには牛の遺物の代わりにカメがいました。
4か月程度しか湖が現れないのに・・・なんとも不思議です。
ここでも少し泳いだ後、ホテルへと戻りました。
8/24
確かに自然はきれいで素晴らしいんですが・・・
虫が多いのがどうにも・・・
前日に刺されまくった結果がこうです↓
顔から手の先まで、上半身をまんべんなく刺して頂きました。
これって笑いごとじゃなく・・・
実は以前、「虫アレルギー」と診断されたことがあり、特定の虫に刺されるとかなり腫れてしまうんですよ。
その結果絆創膏だらけの状態に・・・。
南米へ行く際はご注意ください。
あっちの蚊は日本の蚊よりも威力があります。(経験則的に)
とりあえずムヒは全く意味がありませんでした。
てことで、この日は川で泳ぐのは止めにして(妹がお腹を壊したこともあり)、ボートで川下りをしてきました。
ちょっと長くなってきたので画像だけ。
↑砂漠の近くの林にいた猿。この写真はボス猿が食べ物を独り占めにしているところ。
↑川の河口付近の灯台。観光地になっています。
↑灯台のてっぺんから。柵が腰までしかないので結構怖いです。
↑灯台の周辺はかなり貧しい村のようです・・・が、やっぱりアンテナ完備。謎。
というような感じで、川を河口まで往復しました。
どこを撮っても絵になるような素晴らしい景色。
あとは虫さえ少なければ・・・。
うん、この日は特にネタになるような出来事は無かったので、こんな感じで。
やっとサンパウロへ戻ります。
続く。
ブラジル旅行 3/6 [旅行]
8/21
この日も午前中はイグアス周辺観光でした。
質は・・・外見相応というか・・・、
壁に蟻、床に蟻、ベッドに蟻
という感じ。
でも、この程度の虫で驚いてはいけないブラジル。(後述)
さて、この日向かったのは「イタイプダム」。ブラジルとパラグアイの国境地帯にあります。
なんでも世界一の水力発電用ダムなんだとか。(三峡ダムよりも出力が大きいらしい)
ダムの中へ入れるツアーもあったんですが、妹が年齢制限にひっかかったので外観のみの見学でした。
今年は雨が少ないそうで、今日は放水しないとのことでした。
イグアスの滝といい、このダムといい、今年は水が少ないようです。
↑イタイプに来た国別観光客数。アジアでは日本が突出していました。
今まで見た最大のダムは宮ヶ瀬ダムだったので、さすがに規模の違いというか、大味な国土を見せつけられた感じでした。
一応パラグアイに初入国。(バスに乗って通過)
ダムの次に向かったのが、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境が交わるところ(国境点)。
これも日本では見れない光景です。
↑三国同盟戦争では戦った国同士です。
川が国境になっていて、それぞれの国の岸にモニュメントが建っていました。
(川の合流地点が国境点)
別段書くことが無いですね・・・。ただの国境なので。
個人的に嬉しかったのはこれ↓
↑売店に張ってあった世界地図。北方領土が日本領になってます。
ただし千島と南樺太はロシア領。
あと日本海は「MAR DO JAPAO」表記。
さて、その後は昼食。
高さん 「町で一番おいしいピザ屋へ連れてってあげる」
「ホントに旨いから!」
というので期待。
着いた店↓
まさかイグアスにも店があるとは。さすが世界最大のピザチェーン。
(日本にもあるってのは黙っておきました)
ここでは宅配じゃなくてレストラン型なんですね。
てな感じでおいしいピザをいただいた後、空港へ。
今旅行4回目の飛行機搭乗。
↑また英語の通じないこの会社
(でも空軍出身者がパイロットに大勢いるので、離着陸は日本の航空会社よりはるかに上手い)
イグアス→(クリチバ経由)→ブラジリア
ブラジリア→(Imperatriz経由)→サンルイス
という長い行程。
国内線で経由便があるのは、さすがブラジルといったところ。
ということで、ブラジル南部のイグアスから、一気に赤道直下のサンルイスまでやって参りました。
8/22
この日の午前中はサンルイス市内観光。
サンルイスはブラジルで唯一フランスによって作られた町で、街並みが世界遺産になっています。
旅行直前になって見つかったという、英語ガイドつき。
だって・・・
ガイドさん 「この大聖堂はフランス人によって建てられました。」
おわり。
ガイドやる気ねえな、おい。
ガイドさん 「このタイルはポルトガルから輸入されました。」
おわり。
ガイドブックのほうが詳しいぞ、うん。
↑街並みは綺麗。植民地様式が残っています。
(ただし近くから見ると結構ボロボロ。)
ガイドさん 「これは○×という人物です。」
何した人かの解説は一切なし。
世界遺産を名乗るなら、ガイドの養成に力を入れてほしいものです。
↑公衆電話
綺麗なのは街の一部だけで、大部分はこんな感じの環境。
↑美術学校に展示されていた学生の絵。
ちょっとコンセプトが謎です。
こんな感じで街をぐるっと一周して終わり。
これで世界遺産なのか???
なんというか・・・ブラジルで文化遺産は期待しないほうがいいみたいです。
文化財の保護意識とか(ガイドのやる気とか)はまだまだ。
ああ、そういえばサンルイスで2回ほど物乞いに会いました。
コップ持って近づいて来た人が一人、手を広げてお札を求めてきた人が一人。
一人にあげると大勢の物乞いが来るということで、無慈悲ですがお金はあげられません。
心が痛みます・・・。
うーん、やっぱりBRICsといえども、まだまだ発展途上の国です。
午後はバヘリーニャスという近郊の(といっても250km離れた)村へ移動。
運転手はジューソンさん(たしか)。
↑途中並走していた列車。鉄鉱石輸送。
列車の長さが11kmあるんだそうです。一体貨車は何両なんだ?
道はきれいに舗装されていて、かなり快適。
ただ、だからといって80km制限道路を
145km/h で飛ばすのはやめてくれ。
身の危険を感じるレベルです。
でも途中で一台、我々を抜かしていった車も。
恐ろしい・・・。
途中、道端のレストランで昼食。
とりあえず文字で表現するなら、
ハエハエハエハエハ蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊アブアブアブハエハエハエハエハエハエ
てな感じ。
ブラジルの田舎は・・・凄い・・・。
なのに40インチの液晶テレビとパラボラアンテナは完備。なんかもう訳が分からない。
↑田舎へ行くとこんな感じ。
ただ、なぜかパラボラアンテナの普及率は50%くらい。
政府が補助金でも出しているのでしょうか?
↑ブラジルの道路に多数見られたのが、この路面の盛り上がり。
スピード違反防止目的なんでしょうが、僕が感じた限り無意味。
(過ぎるとまたすぐに140km出す)
すっ飛ばしたおかげで2時間半ほどでバヘリーニャスへ到着。
ホテルはコテージ風のきれいなところでした。
ホテルなのに英語が一切通じなかったけど。
部屋の中に蟻こそいなかったものの、代わりに蚊が20匹ほど。
虫の少ない日本が恋しくなってきたところで、
続く。
ブラジル旅行 2/6 [旅行]
8/19
時差ボケであまり眠れず、5時頃早めに起床。
日本を出て24時間経っているのに、何故かまだアメリカのダラスって一体・・・。
アメリカ人宿泊客の朝食量に驚いた後、空港へ。
↑ダラスの出発案内
中段のSao Paulo行き、
まさかの「On Time」表示。
えっ、15時間遅れじゃなくて???
なんかダイヤが滅茶苦茶になって、変更後の時間を基準に表示してたみたいです。
(運悪く「Cancelled」になってたら旅行が崩壊だよね。飛行機恐ろしや)
そして・・・
人生初のファーストクラス!
寝るとこんな感じ。フルフラットベットになります。
離陸するとほどなくして夕食。
ん?夕食!?
朝11時なのに・・・。
遅れても食事は融通が利かないみたいです。
↑さらにチキン付きのサラダ。この辺りからアメリカの量に圧倒されます。
↑食後にアイスとフルーツ、コーヒー。
すいません、アメリカ人以外は食べきれません。
食事が終わると、12時なのに強制消灯。
暗い中、映画と宿題で過ごしました。
そうそう、ダラス→サンパウロ便はついに・・・
日本語が消える
ということに。
機内放送も英語とポルトガル語。
とりあえず何を飲みたいか言えればOK・・・のはずが、
「敷布団敷こうか?」
とか
「サラダの味付けは何がいいか?」
とか
「ユニセフに寄付してください」
とか
とにかくいろいろ喋ってきました・・・。
もうちょっと英語への心構えをしとけばよかったかも。
その後数時間睡眠をとると、これまた無茶苦茶な時間に朝食。
夜の7時だよ、今。
とかしているうちに、
日本から40時間、ついに
ブラジルへ到着。
遠いよ、遠すぎる。
が、既に夜の10時なので、父に迎えに来てもらってホテルへ直行。
ブラジル最大の都市、サンパウロの観光を華麗にスルーする羽目に。
8/20
4時半起床。
なんか飛行機の関係でやむを得なかったんだとか。
前日にホテルに着いたのが0時なので、実質3時間睡眠くらい。
時差ぼけ云々以前に眠い。
そして、また空港へ戻って、
タム航空という(いかにも安そうな)航空会社の便に搭乗、イグアスへ向かいます。
一応ブラジル最大の航空会社なんだとか。
うん、ついに英語も消えました。
飛行機に搭乗した際に、母が「ブランケットはありますか?」と英語で聞いたところ、
「ん?テレビ?なんのこと?」
とポルトガル語で返答される有様。何でテレビなのか、もう訳が分からない。
一応英語の機内放送はありましたが、ポ語訛りが強くてもはや意味不明。
(僕のリスニング力の問題かも)
てことは・・・
オレンジジュースを頼むときにも
「suco de laranja」 (スーコ ジ ラランジャ)
と言わなきゃいけない・・・?
さすがに「オレンジジュース」は通じたのだろうか・・・?
実験していないので不明です。
(でも現にブランケットは通じてない)
恐るべし、ブラジル。
んで、1時間ほどでイグアス空港へ着陸。
一応国際的に有名な観光地なんですが・・・
さて、イグアスでは、父の友人の高さん(台湾人)が案内をしてくれました。
高さんの友人で元旅行代理店職員の人も来てくれたんですが、そうなると
高さん:中国語、英語(カタコト)、スペイン語(カタコト)、ポルトガル語(カタコト)
高さんの友人:中国語、スペイン語(カタコト)
両親:日本語、英語、ポルトガル語(カタコト)
僕:日本語、英語(高校英文法が一部怪しいレベル)
妹:日本語、英語(中一レベル)
で会話をする訳で、
そりゃもう凄かったですよ。片言の嵐。
でも通じるところに感動。
とりあえずブラジル側のイグアスの滝へ。
最初の展望台まではバスで行き、そこから徐々に滝へ近づいて行くんですが、
突然、アルゼンチン人にスペイン語で話しかけられました。
「’%(#%#”!=)#”<>”””=!!!」
「(#==””#)ト(#)”ータ!!!」
「”=$”)”トヨータ!!!」
「#)”(#トヨータ!ベリーグッ!ハハハ!!!」
トヨタの車は素晴らしいぜ!ハハハ!
だそうです。
そ、そりゃどうも。
ちょっと嬉しい気分になるものです。
滝近くまで行くとこんな感じ。
さすがに世界三大名瀑の一つなだけあって、すごい迫力です。
ちなみにイグアスの滝は13年ぶりくらいです。
当時の記憶はほとんど無いので、新鮮な体験でした。
午後は車で国境を越えてアルゼンチン側へ。
高さん曰く、「アルゼンチン税関の機械がボロいから入国に時間がかかる」んだとか。
幸い、この日はガラガラだったので15分ほどで入国できました。
つい数日前まで警官がストライキをしていたとも言っていました。
南米らしいといえばらしい。
アルゼンチン側は滝の上から見る形になるので、さらに迫力がありました。
これでも「日曜日に(調子のって)放水しすぎて水が少ない」んだそうです。
この滝も人工的にコントロールされているみたいです。
↑ちなみにアルゼンチン側は、滝のそばまでトロッコで行きます。
さて、長くなったのでこの辺で失礼します。
続く
ブラジル旅行 1/6 [旅行]
お久しぶりです。地球の裏側から帰ってきました。
せっかくなのでブログに旅行記を書こうかと思います。
6回ちゃんと続くかな・・・。
8/18
空港へはいつもバスで行っている我が家ですが、今回は交渉に交渉を重ねた末、京成スカイライナーで成田へ行くことを勝ち取りました。
(上野や浜松町に近い都民が羨ましいです)
今回の旅行で一番楽しみにしていたのは、この列車だったかも。
かなり綺麗な車内で、揺れも少なく快適。
上野から乗車したのは10人程度で、日暮里から大量に乗車してきました。
なかなかの乗車率です。
40分ほどで成田空港(第二ターミナル)に到着。
駅から出るところで手荷物検査がありました。
で、乗る予定の飛行機が1時間25分遅れというね。
(ダラスフォートワース行き←ブラジルへは直行便がないので)
「だから飛行機なんかより列車のほうが好きなんだ」
と言ったら、妹に
「列車でどうやって海外へ行くのよ」
と反論されました。
いや、まあ、確かにそうなんだけどね。
飛行機ってホントにしょっちゅう遅れるんだよ・・・。
どっちにしろ片道23時間(乗り継ぎ時間を除いて)かかるので、もはやどうでもいい遅れではあります。
んで、↓が今回の航空券。アメリカン航空です。
なんと、ビジネスクラス(ダラスまで)とファーストクラス(サンパウロまで)に搭乗であります!
単身赴任者の家族へは会社が支給してくれるんだとか。
おまけにブラジルまでは距離が遠いので、航空会社がアップグレードしてくれました。
なんか贅沢すると罰が当たりそうで怖い気も。
ラウンジの使用権も発生するのでラウンジで出発まで時間つぶし。
ラウンジのパソコンでFacebookでも見ようかと思ったら、日本なのに日本語入力ができないというね。
アメリカン航空なのでしゃーない。
とかやってるうちに搭乗時間に。国際線は久しぶりなのでちょっと緊張します。
↑ビジネスクラスの座席。座席は窓2.5個分です。
(日本とか中東の航空会社はもっとクオリティが高いらしい)
ああ、何度も言いますがアメリカン航空です。
日本語通じねえ( ̄□ ̄;)!!
一人だけ日本語の話せるCAがいましたが、日系二世なのかカタコト。
しかもその人の担当エリアではなかったので、11時間耐えるしかないというね。
実践的に英語使うのって非常に久しぶり。
(松山空港で、イスラム教徒に「このサンドイッチは豚か?牛か?」と聞かれたのが今年の2月。
ちなみにそのサンドイッチは鶏肉でした)
まあよく分かんなくても、適当に答えとけばなんとかなるものです。
一つ学んだこと:アメリカ人に対しては首振ってもノーの意思は伝わらない
このせいでジュースを三杯飲まされました。
出発から一時間ほどで夕食です。
「アメリカンに食事は期待するな」と聞いていたので、ちょっとテンション下げめで。
味は・・・「期待するな」と言われた割にはなかなかでした。
というか前回海外へ行った時はエコノミーだったので、十分に満足。
倒すとこんな感じ。
ライフラットシート(180度倒れるけど床と水平にはならない)なので結構寝れます。
翌朝(現地時間の夜)の朝食。
朝からパスタとは・・・さすがアメリカ・・・。しかもこれが不味い。
朝食後に事件発生(贅沢の罰?)。
「嵐が・・・・・・・・・・で・・・ダラス空港が閉鎖・・・・・・・オクラホマに・・・・します」
(英語の早口機内放送だとこう聞こえる)
嵐で空港が閉鎖( ゚ ρ ゚ )
だから飛行機よりも列車のほうが(ry
どこだよこの田舎は!
オクラホマ州のタルサというところだそうです。
総人口39万人で、アメリカで43番目に大きな都市・・・とWikipediaが言っております。
すまん、初めて聞いた。
「えー、タルサ空港には税関が無いので、降りることはできません」
だってさ。
~1時間半待機の後、離陸~
4時間遅れでダラスに到着。只今の時刻、20時。(日本時間、19日10時)
ん?乗り継ぎ便の出発まで3時間40分の予定だったが。
税関のおばちゃんに聞いたところ、
「ああ、サンパウロ便なら10時半出発に変更になったよ。」
とのこと。
(定刻では19時45分発)
てことは間に合う。税関を通った時点で21時くらい。
が、
電光掲示板に"SAO PAULO"の表示が無い
訳が分からないので、ラウンジの職員に聞いてみることに。
「ああ、サンパウロ便は一晩遅れで、
明日の朝10時半に出発するよ」
はあ!?
おい、税関のおばちゃん、朝の10時か夜の10時か言ってくれ。
予定変更、ダラスで一泊。(航空会社がホテルを用意してくれました)
果たしてブラジルに辿り着けるのか!?
続く。