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ブラジル旅行 3/6 [旅行]

8/21

この日も午前中はイグアス周辺観光でした。

ちなみに前日に宿泊したのはこのホテル。
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質は・・・外見相応というか・・・、
壁に蟻、床に蟻、ベッドに蟻

という感じ。

でも、この程度の虫で驚いてはいけないブラジル。(後述)

 

さて、この日向かったのは「イタイプダム」。ブラジルとパラグアイの国境地帯にあります。

なんでも世界一の水力発電用ダムなんだとか。(三峡ダムよりも出力が大きいらしい)

 

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↑複数のダムで構成されています


ダムの中へ入れるツアーもあったんですが、妹が年齢制限にひっかかったので外観のみの見学でした。

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↑ロックフィルダム

今年は雨が少ないそうで、今日は放水しないとのことでした。
イグアスの滝といい、このダムといい、今年は水が少ないようです。

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↑イタイプに来た国別観光客数。アジアでは日本が突出していました。


今まで見た最大のダムは宮ヶ瀬ダムだったので、さすがに規模の違いというか、大味な国土を見せつけられた感じでした。

一応パラグアイに初入国。(バスに乗って通過)

 

 

ダムの次に向かったのが、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境が交わるところ(国境点)。
これも日本では見れない光景です。

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↑三国同盟戦争では戦った国同士です。

川が国境になっていて、それぞれの国の岸にモニュメントが建っていました。
(川の合流地点が国境点)

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↑これがブラジル側。大したことない。

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↑川の向こうのアルゼンチン側を望遠レンズで。

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↑別の川を挟んだパラグアイ側。

別段書くことが無いですね・・・。ただの国境なので。

個人的に嬉しかったのはこれ↓

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↑売店に張ってあった世界地図。北方領土が日本領になってます。
ただし千島と南樺太はロシア領。
あと日本海は「MAR DO JAPAO」表記。

 

さて、その後は昼食。

高さん 「町で一番おいしいピザ屋へ連れてってあげる」
「ホントに旨いから!」

というので期待。

 

着いた店↓

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ピザハット。
うん、安定の味ではある。

まさかイグアスにも店があるとは。さすが世界最大のピザチェーン。
(日本にもあるってのは黙っておきました)
ここでは宅配じゃなくてレストラン型なんですね。

てな感じでおいしいピザをいただいた後、空港へ。

今旅行4回目の飛行機搭乗。

 

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↑また英語の通じないこの会社
(でも空軍出身者がパイロットに大勢いるので、離着陸は日本の航空会社よりはるかに上手い)

イグアス→(クリチバ経由)→ブラジリア
ブラジリア→(Imperatriz経由)→サンルイス

という長い行程。
国内線で経由便があるのは、さすがブラジルといったところ。

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↑ブラジリア空港。すごい立派。でも冷房ガンガンで寒すぎ。

 

ということで、ブラジル南部のイグアスから、一気に赤道直下のサンルイスまでやって参りました。

 

8/22

この日の午前中はサンルイス市内観光。

サンルイスはブラジルで唯一フランスによって作られた町で、街並みが世界遺産になっています。

 

旅行直前になって見つかったという、英語ガイドつき。

 

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↑フランス人によって建てられた大聖堂。
としか書けません。

だって・・・

ガイドさん 「この大聖堂はフランス人によって建てられました。」

おわり。

ガイドやる気ねえな、おい。

 

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↑旧市街の建物はかなりがタイルで装飾されています。

ガイドさん 「このタイルはポルトガルから輸入されました。」

おわり。

ガイドブックのほうが詳しいぞ、うん。

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↑街並みは綺麗。植民地様式が残っています。
(ただし近くから見ると結構ボロボロ。)

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ガイドさん 「これは○×という人物です。」

何した人かの解説は一切なし。

 

世界遺産を名乗るなら、ガイドの養成に力を入れてほしいものです。

 

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↑ナマズの干物

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↑公衆電話
綺麗なのは街の一部だけで、大部分はこんな感じの環境。

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↑美術学校に展示されていた学生の絵。
ちょっとコンセプトが謎です。

 

こんな感じで街をぐるっと一周して終わり。
これで世界遺産なのか???

なんというか・・・ブラジルで文化遺産は期待しないほうがいいみたいです。
文化財の保護意識とか(ガイドのやる気とか)はまだまだ。

 

ああ、そういえばサンルイスで2回ほど物乞いに会いました。

コップ持って近づいて来た人が一人、手を広げてお札を求めてきた人が一人。

一人にあげると大勢の物乞いが来るということで、無慈悲ですがお金はあげられません。
心が痛みます・・・。
うーん、やっぱりBRICsといえども、まだまだ発展途上の国です。

 

午後はバヘリーニャスという近郊の(といっても250km離れた)村へ移動。
運転手はジューソンさん(たしか)。

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↑途中並走していた列車。鉄鉱石輸送。
列車の長さが11kmあるんだそうです。一体貨車は何両なんだ?

 

道はきれいに舗装されていて、かなり快適。

ただ、だからといって80km制限道路を

145km/h で飛ばすのはやめてくれ。

身の危険を感じるレベルです。
でも途中で一台、我々を抜かしていった車も。
恐ろしい・・・。

 

途中、道端のレストランで昼食。

とりあえず文字で表現するなら、

ハエハエハエハエハ蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊アブアブアブハエハエハエハエハエハエ

てな感じ。

ブラジルの田舎は・・・凄い・・・。

なのに40インチの液晶テレビとパラボラアンテナは完備。
なんかもう訳が分からない。

 

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↑カウンター上の黒い塊は全部ハエです。

 

 

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↑田舎へ行くとこんな感じ。
ただ、なぜかパラボラアンテナの普及率は50%くらい。
政府が補助金でも出しているのでしょうか?

 

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↑ブラジルの道路に多数見られたのが、この路面の盛り上がり。
スピード違反防止目的なんでしょうが、僕が感じた限り無意味。
(過ぎるとまたすぐに140km出す)

 

すっ飛ばしたおかげで2時間半ほどでバヘリーニャスへ到着。

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ホテルはコテージ風のきれいなところでした。

ホテルなのに英語が一切通じなかったけど。

部屋の中に蟻こそいなかったものの、代わりに蚊が20匹ほど。
虫の少ない日本が恋しくなってきたところで、

 

続く。


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コメント 2

染尾根

例の絵、ヴァイオリニストが妙にシュールだなあ。

路面の盛り上がりってふつう駐車場とかにあるよね。
by 染尾根 (2012-09-02 14:03) 

天竺

ブラジルだと、空港のローターリーから幹線道路のど真ん中まで、とにかくあちこちにあった。
みんなスピード守れよw
by 天竺 (2012-09-07 22:54) 

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